ファイル・ローディング

PlayBacker for iOSの操作はまずオーディオファイルを指定してトラックを生成し、デッキにロードするところから始まります。
PlayBacker for iOSのファイルローディングシステムは大きく3通りが存在します。

最初の操作 / iTunes Library / App Storage / ブラウズ
ストレージ / Files

最初の操作

機器>ナビゲーションバーに 「トラック追加ボタン」 があります。このボタンをタップして「ドキュメントメニュー」を表示し、ロードしたいファイルの場所を指定します。

iTunes Library

OS組み込みの`メディア・ピッカー`を表示します。デバイスのミュージック・ライブラリーから楽曲をロードできます。

複数楽曲選択可

アルバム単位、プレイリスト単位の選択可

*PlayBacker for iOSは`Apple Music`ダウンロードファイルを始め、DRM保護されたオーディオファイルには非対応です。

App storage

App組み込みの`ユーザーファイル・ピッカーを表示します。App固有のストレージからオーディオファイルをロードできます。また、ストレージ内ファイルの操作も可能です。

- Local Storage -

Appが内包するローカル・ストレージ(ユーザー・ドキュメント)内にあるファイルとフォルダを一覧表示します。

- iCloud Drive -

iCloud DriveのApp用ストレージにあるファイルとフォルダを表示します。
デバイスにダウンロードされていないファイルはグレーアウトで表示され、選択〜読み込み操作時はダウンロード後にロードされます。

ファイル操作 

  • アクションメニュー(左スワイプ)
    • 削除
    • ストレージ間移動、コピー
  • ファイルのダウンロード:ファイル欄の長押し

ブラウズ

ファイル.appのブラウズ画面が表示されます。PlayBacker for iOSのストレージ外に存在するオーディオファイルを読み込めます。(iOS 11以前では`iCloud`表記)

単独ファイルのみ選択可

デバイスに未ダウンロードのファイルはダウンロード後に読み込まれます。

Appストレージへのファイルコピーは行われず、その場所から直接ファイルをオープンします。

 

バージョン3.1.2以降では「PlayBacker File Package」タイプの書類のオープンにも対応しています。

ストレージ

ローカル・ストレージ

App固有のユーザーファイルの保存場所であり、Appの内部にあります(Appをデバイスから削除すると一緒に削除されます)。
このストレージはデバイス/App固有のものであるため、他のデバイスとは同期されず、他のデバイスでのファイル操作の影響を受けません。

iTunesによるファイル共有
AirDropによるファイル共有
File.app等での「PlayBackerにコピー」

等の操作ではローカル・ストレージにファイルが保存されます。

iCloud・ストレージ

PlayBacker for iOSシリーズが占有的に使用する`iCloud Drive`のストレージです。for iPad, for iPhoneバージョンで共用され、共通のiCloudアカウントを設定したMacを含む全てのデバイス間で同期されます。ユーザーがいずれかのデバイスで行なったファイル操作は他のデバイスに反映されます。

iCloud・ストレージのファイルを使用するためには、まずデバイスへのダウンロードが必要です。

Files

iOSバージョン11から「Files.app」がバンドルされています。このappはiOSのファインダー的位置付けで、デバイス上のファイルを表示します。

ブラウズ>場所

「iCloud Drive」および「このiPad (iPhone)内」に上記「ストレージ」が「PlayBacker for iOS」フォルダーとして表示されます。
Files.app内でファイル操作が可能ですが、ロードされているトラックに影響しますのでご注意ください。

表示されているファイルは直接PlayBackerにロードできます。

  • ファイルのタップ(PlayBacker for iOSフォルダー内:iOS12 ~)
  • 共有>PlayBackerで開く
  • ドラッグ・アンド・ドロップ(iPadのみ)

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